すっぽんでいいのか?よくないのか?中編
- fujimisetsubi
- 8月13日
- 読了時間: 2分
藤沢の水道屋、藤実設備さんを応援するよろくまです。
前回、トイレが詰まったら「すっぽん!」と思い込んでいる私に、ちょっと待ったがかかったところまで書かせていただきました。今日はその「すっぽん」の良いところと、ちょっと注意したいところを紹介します。
藤実設備さんいわく、すっぽんが活躍するのは「軽い詰まり」のとき。
トイレットペーパーが多すぎたとか、ちょっと流れが悪いな〜というときに、うまく使えば詰まりがスーッと抜けてくれることもあります。
でも、「何回やっても効かない」とか「あふれそう!」なんてときは要注意。下手に力をかけると、配管の奥に詰まりが押し込まれてしまったり、汚水が逆流して、床が大変なことに…なんてことも。
そこで、すっぽんを使っていいかどうかの目安として大事なのが、
**「異物が落ちた可能性がないかどうか」**です。
たとえば、小さい子どもがいるご家庭で、おむつや小さなペットボトルなどをうっかり流してしまった場合。そんな時にすっぽんで無理に押してしまうと、本来トイレ内でとどまっていたものが、配管の奥深くに押し込まれてしまうこともあります。
便器内部でとどまってくれていれば便器を外すだけで済んだのに、『原因』が、便器から出て配管に流れ出てしまうと、ちょっと手強い状態になってしまう…。
結果的に工事が必要になる大きなトラブルにつながってしまうこともあるそうです。
「1度使ってみてダメだったら、無理せず業者に連絡する」。これが安心のコツですね!
☆プロのお仕事拝見②☆


今回の現場でも、実はコンクリート桝に段差ができて詰まりが発生していたそうです。
これは、地盤沈下や植物の根の侵入によって起こるトラブル。桝の内部がずれていたり、根が張っていたりします。
そこで登場するのが塩ビ桝。これは隙間ができにくく、根っこも入らない構造で、今では新築で標準的に使われています。



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